幽栖録

極私的備忘録

2010-01-01から1年間の記事一覧

 2010年のまとめ

Jazz系ライブ 4回(含むパリ 1回) その他ミュージックライブ 5回(含むパリ 1回) クラシック 2回(紀尾井) 落語会・寄席 8回 演劇系 1回(パリにて) 歌舞伎 5回 2009年よりは回数が増えたな。まあ、仕事のほうも適度な量だったかな。

 2010年に読んだ本

記録では71冊だな。昨年、一昨年より少し増えたかな。小説の類が増えた分かな。

 その後、読んだ本

『「暴力団壊滅」論』猪野健治・宮崎学編 筑摩書房 内容的には、今まで読んだ宮崎学などの論の集大成というところ。ある程度社会が成熟してくると、新聞も警察もマッチポンプで自分たちの存在意義を作り出さなきゃならなくなってしまうのではなかろうか、と…

 大口純一郎トリオ SOMETIME

大口 純一郎(p)/米木 康志(b) 原 大力(ds) CDを買ってみようか、という気になった。ライブもまた。

 「ラクエン」 天王洲銀河劇場

「抜け雀」 柳家喬太郎 「籠の中の若殿」 作・演出:松村隆 伊藤正之他 仲入り 「抜け雀(後日談 明治編)」 柳家喬太郎 「屏風をめぐる諍い」 作・演出:松村隆 伊藤正之他 「抜け雀(後日談 平成編)」 柳家喬太郎 これは面白い企画だった。 しかし「明治…

 その後、読んだ本

『デフレの正体』藻谷浩介 角川oneテーマ21 『ミドルクラスを問いなおす』渋谷望 NHK生活人新書 『2020年、日本が破綻する日』小黒一正 日経プレミアム新書 『山口組概論』飯野健治 ちくま新書

 Kenny's寄席

金原亭馬遊 アジアそば 柳家喬太郎 *** 金原亭馬遊 鼠穴馬遊はちょっと不器用なんだな。志(こころざし)は良いのだが。 そうすると喬太郎は、小器用にまとめた、と表現したくなっちゃうな。 実際、馬遊の「鼠穴」のほうが私は気持ちが入った。

 十二月大歌舞伎 日生劇場

『摂州合邦辻』 序幕・二幕 休 憩:25分 三 幕 休 憩:10分 大 詰 休 憩:20分 『達 陀』『摂州合邦辻』 いやはやむちゃくちゃな話で面白い。 『達 陀』 悪くは無かったが、なんかもう一つだったな。(それは、パリでみた「KAGUYA」と比べてしまったか…

 『市馬・喬太郎 忠臣蔵でござる』

ありゃりゃ、ってな感じの落語会でしたかね。 面白かったけど。 柳亭市馬 七段目 柳家喬太郎 かま手本忠臣蔵 仲入り 鹿芝居 討ち入りの図?(客席より一人参加) 林家二楽 紙きり 唄:市馬 オマケ:喬太郎 俵星玄蕃

 道の駅宿泊(車中泊)

隣接する温泉で、夕食後、布団と羽毛シュラフを持ち込んで宿泊。朝、ウィンドウに霜?がおりていたが、夜中に寒さは感じ無かったな。 まあ、やはり一泊だけかな。しかし、もうちょっと整備できそうだな、布団とかナンやら。

 紀尾井シンフォニエッタ 第77回定期演奏会

指揮:トン・コープマン ベートーヴェン 交響曲 第2番 ニ長調 Op.36 交響曲 第6番 ヘ長調 Op.68「田園」やっぱり、わかりやすいのが良いかな。私には。

 昨日買った本

『結果を求めない生き方』上杉隆 アスコム 『上杉隆の40字で答えなさい』上杉隆 大和書房 『部落差別をこえて』臼井敏男 朝日新書 『天皇制批判の常識』小谷野敦 洋泉社新書 『ルポ 生活保護』本多良一 中公新書 『国際貢献のウソ』伊勢崎賢治 ちくまプリマ…

天窓:てまり SOMETIME:寺下誠5 小山彰太ひさしぶり。

? INCEPTION Farwell ?

 最近、読んだ本

『歌舞伎のキーワード』 『雨の罠』 『結果を求めない生き方』 『歌舞伎町シノギの人々』家田荘子 宝島sugoi文庫

 今日、買った本

『日本神話入門 「古事記」を読む』阪下圭八 岩波ジュニア新書 『皇帝たちの都ローマ』青柳正規 中公新書 『イスラム過激原理主義』藤原和彦 中公新書 『千尋の闇』上・下 ロバート・ゴダード 創元水理文庫 『身代りの樹』ルース・レンデル ハヤカワポケミス…

 今日、買った本

『水の環境戦略』中西準子 岩波新書 (94年に出ているがみてなかったな) 『日本社会の歴史』上・中・下 網野善彦 岩波新書 『スナップ写真のルールとマナー』日本写真家協会 朝日新書 (もしかしてすでに持ってた?) 『ウィトゲンシュタインはこう考えた』…

 その後、読んだ本

『鳩笛草―燔祭・朽ちてゆくまで』 宮部みゆき 光文社文庫 宮部みゆきは、結局、物語のための物語という印象が残る。 『ツインシティに死す』 デイヴィッド ハウスライト ハヤカワ・ポケミス まあ楽しめたけど、しかし犯罪のそもそもの動機がおバカ過ぎないか…

 その後、読んだ本

『男坂』志水辰夫 文春文庫 相変わらずの志水辰夫である。相変わらず。 『太陽黒点』山田風太郎 廣済堂文庫 山田風太郎の現代物は、なんとなく暗いな。これ以後は、ほとんど現代物は書いていないらしい。 『千日紅の恋人』帚木蓬生 新潮文庫 うーん。物語り…

 尖閣諸島

今回の尖閣諸島をめぐる問題を、とりあえず整理しておこう。 なるほど盗人猛々しいとはこういうことを言うのか、ということをわからせてくれたのが中国の態度。 人質4人取られた直後という実に情けないタイミングで船長を釈放してしまった。(圧力に屈した、…

 その後、読んだ本

『日本語という外国語』荒川洋平 講談社現代新書 彼はスミスである。彼がスミスである。の違い。前者は、「スミス」を「誰?」に置き換えることが出来るが、後者は出来ない(彼は誰?とは言えるが、彼が誰ですか?とは言えない)。後者は、「彼」を「誰?」…

 その後、読んだ本

『朝は死んでいた』梶山季之 ポケット文春 1962年初版。千駄ヶ谷が、いわゆる連れ込み旅館で有名だったのはいつごろまでだろうか? 当たり前の話だが、全体に昭和の感じでよい。古書店で105円。梶山季之、いろいろと読んでみるか。 『Jポップの作詞術』石原…

 その後、読んだ本

『日銀を知れば経済がわかる』池上彰 平凡社新書 大変わかりやすい。わかりやすいので、この本を読む前から知っていたような気になるのだが、しかしおぼろにそうなんだろうな、と思っているのと、知っているのとではもちろんぜんぜん違う。 『これからの「正…

新聞報道が信じられないのは、「小沢一郎が出馬することで民主党が分裂するという心配で、党員があれこれ動いている」という報道なんだが、ホントに主要な党員(議員)がそう思っているのだろうか? 300議席あるんだよ。 どんなに争ったって、分裂までするメ…

 その後、読んだ本

『成熟日本への進路』波頭亮 ちくま新書 成熟社会、となった日本のとるべき施策についての提言。具体的なようでいて、そうでもないところもあるな。しかし、こういう方向に日本は進めるのだろうか。 今回の参院選の様子を見ても、増税を提案する際には、グラ…

『ぜんぜん大丈夫』伊集院静・西原理恵子 角川文庫 いや実際「バクチの話 じじいのしょんべんみたく、、だらだら書く」(西原)という、そういうことです。こんな本を、夜、酒をちびちびやりながら読んでいるというのも、ちょっとした贅沢かな、という気がし…

 『無印ニッポン』堤清二、三浦展 中公新書

言っていることは良くわかるのだが、微妙に私の感覚とはズレがあるな。

 その後、読んだ本

『電子の星』池袋ウェストゲートパークIV 石田衣良 文春文庫 おれが夢で見たのは、テルの目の中にともったちいさな炎だけだ。だが、どれほどちいさくても、炎には闇を貫いてこちらに光を届ける力がある。、、、おれたちのちいさな光は、ほかの人間にきっとい…

 『骨音』石田衣良 文春文庫

実に美しいハードボイルド。 「それでもさ、やっぱり自分が一番大切だって。みんなにバカにされて、酔っ払いのおやじに身体さわりまくられても、あたしは自由でいたいんだ。この街で自由に生きたい。、、、あたしの自由をなにより一番にしたい。」

 その後読んだ本

『突破者 母』宮崎学 徳間文庫 甘えん坊の男の子の懺悔の書、とか思われちゃうかな。世のお母さん方には。 『池袋ウェストゲートパーク』石田衣良 文春文庫 『少年計数機 池袋ウェストゲートパークII』石田衣良 文春文庫 『宦官物語』寺尾善雄 河出文庫 『裸…