幽栖録

極私的備忘録

 その後読んだ本

『突破者 母』宮崎学 徳間文庫
甘えん坊の男の子の懺悔の書、とか思われちゃうかな。世のお母さん方には。
『池袋ウェストゲートパーク』石田衣良 文春文庫
『少年計数機 池袋ウェストゲートパークII』石田衣良 文春文庫
『宦官物語』寺尾善雄 河出文庫
『裸はいつから恥ずかしくなったか』中野明 新潮選書
これは良い。アマゾンでは、小谷野敦が早々にケチをつけているようであるが。小谷野は何が言いたいのかな? 著者は、混浴がらみで最後はヨーロッパのサウナにふれたのだろうが、裸体ということならばやはり(結構昔からあるらしい)ヌーディスト(ビーチ)にも言及して欲しかったのは確かだ。
『イタリアでうっかりプロ野球選手になっちゃいました』八木虎造 小学館
これはだいぶ前に読んだんだが記録してなかったな。本職はカメラマンの著者が、仕事のやりすぎで休暇をとってイタリアに行って、ひょんなことからイタリアのプロ野球チーム(試合に出るとギャラをもらえる)に入ってしまったという経験談。面白い。