幽栖録

極私的備忘録

 その後、読んだ本

『鳩笛草―燔祭・朽ちてゆくまで』 宮部みゆき 光文社文庫
宮部みゆきは、結局、物語のための物語という印象が残る。
『ツインシティに死す』 デイヴィッド ハウスライト ハヤカワ・ポケミス
まあ楽しめたけど、しかし犯罪のそもそもの動機がおバカ過ぎないか? いくらなんでも。 
『国銅』上・下 帚木蓬生 新潮文庫
こういう物語だよ。東大寺の大仏建立の物語。 「07/10:kinaba そうだよなあ。あれだけの建造物にはこれだけの名もなき人々がかかわっているんだ。そんな当たり前の事に改めて、気づかされた。良い一冊」 同感です。
『情事』 志水辰夫 新潮文庫
相変わらず情けない男が主人公なんだな。しかし、ラスト数ページ、読み返したくなるのはどうしてか?