幽栖録

極私的備忘録

2006-01-01から1年間の記事一覧

 新作年末大集合 池袋演芸場

三遊亭ぬう生 ホスト、三輪明宏、スチュワーデス 春風亭栄助 古典天使?vs新作悪魔 大ネタの落ち 夢月亭清麿 バスドライバー 三遊亭円丈 大須演芸場http://enjoo.com/rakugo/rakugo/ra_oosu01.htmlの物語 中入り 柳家喬太郎 「お富さん」の解説? 三遊亭白鳥…

 紀尾井シンフォニエッタ東京 第57回演奏会

指揮&チェロ ハインリヒ・シフ ハイドン:チェロ協奏曲 第2番 ニ長調Hob.VII b-2 シュレーカー:室内交響曲 ベートーヴェン:交響曲 第4番 変ロ長調 op.60アンコールでチェロを弾いてほしかったが、、、。ナントカ?に寄ってオードブル盛り合わせと白ワイン…

 ミュージカル マリー・アントワネット 帝劇

原作「王妃マリーアントワネット」遠藤周作 脚本・歌詞/ミヒャエル・クンツェ 音楽/シルヴェスター・リーヴァイ マリー・アントワネット 涼風真世 マルグリット・アルノー 新妻聖子

 モロッコで読んだ本

・「安倍晋三の敬愛する祖父 岸信介」 宮崎学 同時代社 ・「どうせ生きるなら」 大橋巨泉 角川oneテーマ21 ・「下流喰い」 須田慎一郎 ちくま新書 ・「天皇家の宿題」 岩井克己 朝日新書 ・「歴史の中の天皇」 吉田孝 岩波新書 ・「新書365冊」 宮崎哲弥 朝…

 池袋演芸場 昼の部・夜の部

久しぶりの寄席。柳亭 こみち 三遊亭 円丈 桃月庵 白酒橘屋 円蔵 川柳 川柳 柳家 さん喬 三遊亭 歌武蔵などなど

 イエメンで読んだ本

「権力社会」中国と「文化社会」 日本 王雲海 集英社新書 人間の安全保障 アマルティア・セン 集英社新書 ケンカの作法 辛淑玉・佐高信 角川oneテーマ21 姜尚中の政治学入門 姜尚中 集英社新書 誇りを持って戦争から逃げろ! 中山治 ちくま新書 良心の自由と…

 アメリカの原理主義 河野博子 集英社新書

アメリカの宗教右派の持つ社会的・政治的影響力というのを、にわかには信じられないのだが、以前ニューズウィーク(日本版)で読んだ記憶があるアメリカ人の半数以上が週1回以上教会へ行くというのを思い出すと、実際そうなんだろうなぁと思う。もしかすると…

 奪われる日本 関岡英之 講談社現代新書

真の国益=国民益のために反米的な言辞となるのはわかるんだが、最後の方に唐突に万世一系イデオロギーが出てくるのがわからない。小泉・竹中が、日本人の誇りを失ったから米国の要求を丸呑みにして日本を売るかのようなことをしているので、天皇の万世一系…

 靖国問題の原点 三土修平 日本評論社

去年だったか出た宮崎哲哉の書評は、ひいきの引き倒しみたいな、内容についてはさっぱりわからないものだったけど、これはなるほど「問題の原点」というタイトルにふさわしい内容である。たまたまSPA!を読んでいたら、小泉首相の靖国参拝に関してまあ床屋政…

 八月納涼歌舞伎 第三部 歌舞伎座

南総里見八犬伝 発端 序幕 二幕目 三幕目 大詰

 山田風太郎育児日記 山田風太郎 朝日新聞社

山田風太郎の娘が、嫁入りの時に父から渡された日記帳がもとになっている。あとがきを読むと、1968年(or1967年暮れ)に山田風太郎は、自分のそれまでの日記から、1954年生まれの娘と、その何年か後に生まれた息子に関する記述を抜き書きしてまとめていた、…

 明仁さん、美智子さん、皇族やめませんか 板垣恭介 大月書店

おもしろかった。ぼくがなるほどと思ったのは、美智子さんが平民出身と言うこと(ただそれだけの理由)で、皇室のその他の女性軍から大いにいじめられたというか、完全にシカトされていたという話しだな。現在の雅子妃に関することついても、現役の宮内庁記…

 七月大歌舞伎 夜の部 歌舞伎座

山吹(やまぶき) 中村歌六(じいさん)、市川段治郎(島津正)、市川笑三郎(縫子) 天守物語(てんしゅものがたり) 坂東玉三郎(天守夫人)、市川海老蔵(図書之助)、亀姫(春猿) 山吹−なんだか怪しい話だが、その怪しさが出たか? 天守物語−これは前半…

 地中海 樺山紘一 岩波新書

読了。リスボンからイスタンブールまで地中海を巡りながら旅行すること。

 描かれなかった十字架 −初期キリスト教の光と闇 秦剛平 青土社

この著者の初期キリスト教関係の訳書が、おもしろくて好きなんだが、この人のバックボーンが良くわからない。と、思って多摩美術大学の教員案内を検索したら、ICU出身ということだった。その後京大の大学院に行っているが、日本の新約聖書学と言われる分野で…

 紀尾井シンフォニエッタ 第55回定期演奏会

指揮&チェロ:マリオ・ブルネロ モーツァルト:フリーメーソンの葬送音楽ハ短調K.477(479a) シューマン:チェロ協奏曲イ短調op.129 (アンコール:バッハ無伴奏第3番よりプーレ) アイウズ:答えのない質問 プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調op.25「古典…

 紀尾井シンフォニエッタ 公開リハーサル 紀尾井ホール(13:30〜16:00)

指揮・チェロ マリオ・ブルネロ プロコフィエフ/交響曲第1番ハ長調op.25 シューマン/チェロ協奏曲イ短調op.129 曲目は、ほんとうにそうだったのか知らない。2階最前列と1階の中央席に座ってみた。前者が良いな。

 歌舞伎鑑賞教室 国立劇場

歌舞伎のみかた 市川男女蔵(おめぞう) 彦山権現誓助剣(ひこさんごんげんちかいのすけだち)−毛谷村− 毛谷村六助:中村梅玉 ここのところ見たのは『義太夫狂言』というやつだということを今日知る。ちょっと派手な歌舞伎狂言が見たいな。

 著作権

You TUBE

 松竹大歌舞伎十八代目中村勘三郎襲名披露 練馬文化センター

口上 義経千本桜(よしつねせんぼんざくら) 木の実。小金吾討死。すし屋。 中村勘三郎 いがみの権太(勘三郎)が、急に良い奴になってしまうのだった。

 般若心経入門 ダライ・ラマ14世テンジン・ギャツォ 春秋社

1章、2章は共感できるしわかりやすいが、3章あたりから俄然難しくなってくる。結局、私は黒崎宏的理解で乗り切った?が、それが無ければ、さっぱりだったかも、という気もする。

 三四郎 夏目漱石 岩波文庫

石原千秋の本を読んで、また読みたくなったので本棚から引っ張り出してきた。 今までにも何回か読んでいるが、三四郎の視点からの読み方でしかなかったということに、恥ずかしながら今回はじめて気がついた。美禰子は待っていたのだ。イプセンの女とか言われ…

 六月大歌舞伎 歌舞伎座 夜の部

暗闇の丑松(くらやみのうしまつ) 幸四郎 身替り座禅(みがわりざぜん) 菊五郎 二人夕霧(ににんゆうぎり) 傾城買指南所 梅玉 特に大仕掛けがあるわけでもない軽い話(?)だったがそれなりに面白かった。

 白鳥・喬太郎二人会 練馬文化センター

二人のトーク 柳家喬太郎 牡丹燈籠〜本郷刀屋から飯島討ち〜 ナギプロ・パーティ コント 三遊亭白鳥 死神 (あるいは新ダヴィンチコードとかなんとか) 喬太郎は、古典をじっくり聞かせるほうが面白いという感じになってきたかな。白鳥の死神はメチャクチャ…

 学生と読む『三四郎』 石原千秋 新潮選書

これは、石原千秋の母校に対するオマージュであって、なかなか美しい。 読者として誰を想定しているのだろうか。まあしかし面白い。「三四郎」をまた読みたくなった。本屋について何箇所かで触れている。国文科に来る学生に本屋を回れとわざわざ授業で教えな…

 二〇世紀の自画像 加藤周一 ちくま新書

せめてこのレベルでものを考える人、発言する人がもう少し居れば日本もどうにかなるのだろうが、、、。

 スカンジナビア コネクション Body&Soul

森泰人(b) リンダ・ぺーターソン(vo) エーバァン・スヴェンソン(g) アントワーン・エルヴェー(pf) マグヌス・グラン(ds) スカンジナビアンという感じの音でした。

 「わかりやすさ」の罠 仲正昌樹 ちくま新書

個人的には、仏経哲学というか、そちらのほうに最近は興味があるので、二項対立図式そのものは、私にとっては、まあどうでも良いといえばどうでも良い話。しかし「アイロニカルな批評」の必要性には同感する。第四章が一番面白いが、その内容をきちんと理解…

 名古屋人の真実 三遊亭円丈 朝日文庫

今、これを文庫化したのはどうしてかな。まあ、名古屋に何か思い入れのある人には面白い。

 らんぷ寄席

てんしき 柳家はん治 鯛 柳家はん治 ろくろ首 柳家はん治 甚五郎のねずみ 柳家小団治 「鯛」は、初めて池袋演芸場に行ったときに聴いた噺。このとき喬太郎とはん治が印象に残ったのだった。