幽栖録

極私的備忘録

2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

 『骨音』石田衣良 文春文庫

実に美しいハードボイルド。 「それでもさ、やっぱり自分が一番大切だって。みんなにバカにされて、酔っ払いのおやじに身体さわりまくられても、あたしは自由でいたいんだ。この街で自由に生きたい。、、、あたしの自由をなにより一番にしたい。」

 その後読んだ本

『突破者 母』宮崎学 徳間文庫 甘えん坊の男の子の懺悔の書、とか思われちゃうかな。世のお母さん方には。 『池袋ウェストゲートパーク』石田衣良 文春文庫 『少年計数機 池袋ウェストゲートパークII』石田衣良 文春文庫 『宦官物語』寺尾善雄 河出文庫 『裸…

 その後の収穫?

ちょっと古本屋めぐりをしてみた。 BOOK OFFがメインだけど。 『突破者の母』宮崎学、え・西原理恵子 徳間文庫 『宦官物語』寺尾善雄 河出文庫 『岸信介』原彬久 岩波新書 『紅衛兵の時代』張承志 岩波新書 『歌舞伎のキーワード』服部幸雄 岩波新書 『Jポッ…

 『世直し教養論』原宏之 ちくま新書

「教養は自らが判断と決断を行うための知識・思考力・リテラシーである」(あとがき)。 「教養のある人」という言葉で表現される人柄と、単なる「物知りな人」とは違うんだが、では著者が(読者=私にとって)「教養のある人」と感じられるかというとちょっ…

 その後読んだ本

『サブリミナルインパクト』下條信輔 ちくま新書 過剰な刺激、に現代人はちょっとした拒否反応を見せ始めては居ないか? というか、私は拒否反応を感じ始めているな。 『寺よ、変われ』高橋卓志 岩波新書 現在の寺の問題、しかし私はあまり関心は無いな、結…

 横山達治スペシャルプロジェクト Body&Soul

里見紀子(vln) 福井ともみ(pf) 山下弘治(b) トミー・キャンベル(ds) 横山達治(per) 実に久しぶり。ここの記録では、丸4年ぶりのBody&Soulだ。客10人余と、贅沢な空間であった。

 7月大歌舞伎 夜の部 新橋演舞場

歌舞伎十八番の内 暫 もっと派手なものかと思ってたんだが、 傾城反魂香 腕が認められないから名前を継げないんだから、しょうがないじゃないか、とか思ってしまうが。 馬盗人 これは、笑える良い話。 今日の弁当、劇場向かいの「つくしんぼ」花ふぶき950円。