幽栖録

極私的備忘録

2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

 その後、読んだ本

『幻の大連』松原一枝 新潮新書 良いなぁ、好きだなぁ、こういうの。大正から昭和にかけて大連ですごした著者の「私が子供だったころ」の物語。

 文芸座

『東京公園』監督:青山真治 ちょっと奇妙な設定だが、ともかくもすべて完結している。小西真奈美、井川遥が良いかな。 『奇跡』監督:是枝裕和 子供たちが走る、走る。それだけでウルウルきたな。大人になったら何になりたい? 2時間以上の作品だが楽しめた…

 トンデモ落語の会  浅草大黒家別館

三遊亭白鳥 「もし寄席の席亭がドラッカーの『マネジメント』を読んだら」 うまくまとめてた。20分で終わらせて新潟へ、、、。 立川談之助 「立川談志一代記 沖縄開発政務次官しくじりの段」 こちらは50分近くの大作だった。まあ師匠をいじって笑えるのは笑…

 その後、読んだ本

『選ばれる男たち』信田 さよ子 講談社現代新書 なんだかなぁ、という内容ではある。しかし、現実にいくつも例があるんだろうな。著者の名前を知らなかったので検索したら『母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き』の著者だった。 『性商伝』いその・えいたろう…

 その後、読んだ本

『ヨーロッパ旧婚旅行』小島直記 中公文庫 著者は大正8年生まれで、いかにもその時代生まれの男だなという印象。 ただ、今の感覚というか僕の感覚からすると、ちょっと親ばかだな。 BOOK OFFで旅行記105円を見つけたらこれからも無条件で買ってしまおう。 『…

 大宮競輪

37年ぶりかな? 競輪場へ行ったのは。入場料100円+特別観覧席(1000円)。しかし、ガラガラというか、暑さのせいなのか、いつもこんなものなのか。40年前の状況とはまったく違う。最終レース、ワイドでとった。レースをもっと見る必要があるな。

 南大塚ホール落語会

入船亭 辰じん 「悋気(りんき)の独楽」 平成20年扇辰に弟子入りとのことだが、まあまあ良いな。 柳家 小んぶ 「たがや」 三遊亭 白鳥 「菅直人とその先生、沖縄へ行く、とかなんとか、相変わらずむちゃくちゃな噺(で面白い)。」 鈴鈴舎 鈴之助 「代り目…

 大鹿村騒動記

役者が良いな。 原田芳雄と岸辺一徳、大楠道代の関係が、納得できちゃうからな。 それにしても原田芳雄、どんな役を演じても、(当たり前だが)役になりきってて、しかし決定的に「原田芳雄」なんだな。

 その後、読んだ本

『オウム真理教の精神史』大田俊寛 春秋社 面白かった。 他の宗教学者や、いわゆる評論家たちが、ただジャンクあるいはキッチュというか、当時のサブカルの影響程度にしか言及していなかったオウム真理教のカルト宗教史的背景について、うまくまとめてある。…

 その後、読んだ本

『日本中枢の崩壊』古賀茂明 講談社 著者の言っていることがいちいち納得できてしまって、なんとも哀しくなってくる。公務員のリストラが必要なのだが。 『ふしぎなキリスト教』橋爪大三郎x大澤真幸 講談社現代新書 ある意味期待どおり、おさらいみたいな内…