幽栖録

極私的備忘録

 その後、読んだ本

男坂志水辰夫 文春文庫
相変わらずの志水辰夫である。相変わらず。
太陽黒点山田風太郎 廣済堂文庫
山田風太郎の現代物は、なんとなく暗いな。これ以後は、ほとんど現代物は書いていないらしい。
『千日紅の恋人』帚木蓬生 新潮文庫
うーん。物語りだなぁ。
『乱世を生きる』橋本治 集英社新書
結局、清貧の進めのような気がしますが。
宿澤広朗 運を支配した男』加藤仁 講談社
非常に優秀だったワーカホリックの物語。「運」云々以前に、やっぱ優秀(有能)だった、これを読む限り。
『狼花 新宿鮫IX』大沢在昌 光文社文庫
最後、なんであいつは場所がわかったんだろう?
『雨の牙』バリー・アイスラー ヴィレッジブックス
悪くない。悪くないけれど、ところどころ引っかかるところがあって、結局、ガイジンが日本を舞台にして書いた物語、という感想。「キル・ビル」なんかは素直にフィクションとして楽しめるんだけど、どうも小説となると引っかかってしまうのはなぜかな。ただし、この著者の本はまた読むつもり。
アルフィー」「蔦珈琲店」「ブルーノート」「一誠堂書店
千石あたりをカメラを持って歩いてみたくなったな。