幽栖録

極私的備忘録

2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

 「私はなぜ逮捕され、そこで何を見たか」島村英紀 講談社文庫

元北海道大学教授が、ある朝突然、家宅捜索を受け、逮捕されてからの、170日余の拘置、裁判、保釈、判決までの日々を淡々と描く。終わりのほうに出てくる「ナショナルジオグラフィック」のオリジナル(英語版)と日本語版との記事内容の違い(同じ筆者の書名…

 浅川マキ ピットイン PIT INN

浅川マキも、向井滋春も語るなぁ。浅川マキ=立川談志論をとなえたくなった。

 「教養としてのキリスト教」村松剛 講談社現代新書

1965年初版で、仏文学者の書いたもの。ブルトマンの「イエス」(川端純四郎・八木誠一訳、未来社)が1963年、八木誠一の「イエス」(清水書院)が昭和43年(1968)。

 その後、読んだ本

「夜這いの民俗学・夜這いの性愛論」赤松啓介 ちくま学芸文庫 「狂気という隣人」岩波明 新潮文庫 「イエスはなぜわがままなのか」岡野昌雄 アスキー新書

 昨日買った本。

「会社四季報」(CD−ROM版) 東京経済新報社 「公安調査庁の深層」野田敬生 ちくま文庫 「イエスはなぜわがままなのか」岡野昌雄 アスキー新書 「教養としてのキリスト教」村松剛 講談社現代新書

 三遊亭円丈・白鳥親子会 国立演芸場

金さん銀さん 白鳥 シンデレラ伝説 円丈 悲しみは日本海に向けて 白鳥 越後湯沢の駅ホームにて。泣かせる?話であった。 夢一夜 円丈 面白かったんだが、内容はすっぽり忘れてしまった。

 「パラダイス鎖国」 海部美知 アスキー新書

巻末「解説」(梅田望夫)が最後に書いている、これは著者の二人の息子に向けて書かれたものだろう、という評が、そうだろうな、と思わせる。世界中のどこででも(日本人として)生きてゆけるような、そういう人間に私の子供たちはなってもらいたい。(問題…

 その後、読んだ本

「浅草博徒一代」アウトローが見た日本の闇 佐賀純一 新潮文庫 面白かったのは、大正から昭和にかけての時期の日本の下層社会の様子と、戦争中、戦後の、徴兵とは直接かかわりの無かった庶民の様子(それは戦後、丸山真男あたりが批判するというか嫌悪すると…

 今日買った本

「浅草博徒一代」佐賀純一 新潮文庫 「夜這いの民俗学・夜這いの性愛論」赤松啓介 ちくま学芸文庫 「地中海世界のイスラム」W.モンゴメリ・ワット 三木亘訳 ちくま学芸文庫 「狂気という隣人」岩波明 新潮文庫 「私はなぜ逮捕され、そこで何を見たか。」島村…

 その後、読んだ本

「元老 西園寺公望」伊藤之雄 文春新書 著者の視点が、西園寺にちょっと甘いような気がするのだが。 傷だらけの天使 リターンズ「魔都に天使のハンマーを」矢作俊彦 「不良読本」小説現代特別編集という一冊の中の一編。この「不良読本」はカバーがちょっと…