幽栖録

極私的備忘録

 描かれなかった十字架 −初期キリスト教の光と闇 秦剛平 青土社

この著者の初期キリスト教関係の訳書が、おもしろくて好きなんだが、この人のバックボーンが良くわからない。と、思って多摩美術大学の教員案内を検索したら、ICU出身ということだった。その後京大の大学院に行っているが、日本の新約聖書学と言われる分野では傍流なんだろうな。いろいろ関連しそうな検索をかけていて知ったのだが高尾利数と言う方はけっこうお年だったのね。田川建三の方が若いじゃないか。