幽栖録

極私的備忘録

 その後、読んだ本

『死刑絶対肯定論』美達大和 新潮新書
死刑存廃の論点というのは、結局、冤罪の可能性、”服役”を更生させるものと考えるのか、罪に対する責任をとらせるものと考えるのか、国家が目指すべき正義とは何か、という点に尽きるだろう。著者の立場は、責任を取らせるべきで、更生の可能性など考慮する必要は無い、というもの。