幽栖録

極私的備忘録

 その後読んだ本

『わかりやすく<伝える>技術』池上彰 講談社現代新書
週間子どもニュース11年間の経験だなぁ。先日、やや気の抜けた発表をしてちょっとまずかったかしらんと思っている身としては反省しきりである。

『ニッポンの思想』佐々木敦 講談社現代新書
この著者の名前は知らなかった。勢古浩爾よりはだいぶ素直な「読者」だ(もっとも勢古浩爾は60歳を過ぎている。著者は1964年生まれ)。私が90年代に宮台真司大塚英志を読んだのは、おそらく彼らの著作が「時代」を説明していたからだ。その続きで、東浩紀も読んでいる。いわゆるニューアカにまったく興味が無かったのは、80年代には単にそれを必要としていなかったから、と言えるだろうか。うーむ、ちょっと考えていて思ったんだが、要するにニューアカ、とかあるいは90年代で触れられている福田和也も僕は読んでいない(興味が無い)のだが、要するに彼らの言っていることは観念論=時代を背景としながら、しかし頭の中だけで組み立てられた理論なんだな。あるいは「時代」の彼らなりの解釈? いや実際のところはほとんど何も読んでいないんで、評判だけでの僕の理解、というか単にベストセラーになったんで読まなかったのかな、、、。小林よしのりSPA!に書いていたのは90年代前半の3年位だけだったんだな。SAPIOに移ってもうそんなになるとは、、、。
niconicoの最近読んだ本
by niconico