幽栖録

極私的備忘録

 その後読んだ本

『サブリミナルインパクト』下條信輔 ちくま新書
過剰な刺激、に現代人はちょっとした拒否反応を見せ始めては居ないか? というか、私は拒否反応を感じ始めているな。
『寺よ、変われ』高橋卓志 岩波新書
現在の寺の問題、しかし私はあまり関心は無いな、結局。
『サッカーの見方は一日で変えられる』木崎伸也 東洋経済新報社
ディフェンスについては、大昔に知ったマンツーマンしか知らなかったな。試合を良く見ることと、チーム、選手の名前を覚えることかな。サッカーを楽しむためには。
『完全教祖マニュアル』架神恭介/辰巳一世 ちくま新書
それなりに面白い。感謝の手紙、は笑えた。
上越新幹線物語 1979』北山修三 交通新聞社新書
仕事がらみで。プロジェクトXかな。
『ツキの正体』桜井章一 幻冬舎新書
参考にはなった。しかし、私には、ツキは一人ひとりに確実に訪れる、しかしその総量には限りがある、だから無駄遣いしてはいけない、という理屈のほうが信じられる。
『日本文化論のインチキ』小谷野敦 幻冬舎新書
まあ、インチキを真に受けてあれこれ語るようなみっともないまねはしたくないものである。
ヒルクライマー宣言』高千穂遥 小学館101新書
もう少し自転車に乗らないといけないな、と思った。
『嗚呼、愛しき自転車乗り』ドロンジョーヌ恩田  出版社
この程度はやらなきゃいけないな、とかここまではやる気は無いな、とか思う刺激になる。本編とは関係なく、巻末に、ドロンジョーヌ恩田が贈る魅惑の自転車官能小説、として「自転車性活」というのが載っているんだが、これがなかなか強烈。著者は、こういうのが好きなんだな、ホントに。

晴れた休日には、朝から君と愛し合うのさ。青空の下で、一つになる時間は最高だね。
まずは、前についている君の小さな穴へと手を伸ばす。一番外側を覆っている黒いそれを脱がす。小さく立ったその先を指先でそっとつまんで、ゆっくりと回すように動かすとムキ出しになる小さな穴。指先でぐっと押すと、すごい勢いであふれてくる。
まずは道具を使おう。
君にぐっとハメこんで、たっぷりと注ぎ込む。僕のピストン運動を受け入れる君。力強く上下に動く僕。どう?入っていくのわかるかな?僕の顔にも汗が吹き出るよ。君も、こんなに硬くなってくる・・・。
前をたっぷり楽しんだ後は、次は後ろの穴だね。前も後ろも、同じようにかわいがってあげないと、君は満足してくれないから。

と、これが自転車の前後輪への空気入れの顛末である。