幽栖録

極私的備忘録

 その後、読んだ本

ザルツブルクの小枝―アメリカ・ヨーロッパ紀行』大岡昇平 中公文庫
昭和28年から29年にかけてのアメリカ、ヨーロッパ紀行。戦後を思いっきり引きずっている感じ。欧米に対するコンプレックスと、著者自身のプライド。
太平記紀行―鎌倉・吉野・笠置・河内』永井路子 中公文庫
これを読みながら思ったのは、大岡昇平の本には歴史を想うということがなかったな、ということだった。だから私にとってはそれほど面白くなかったのかな。







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