2017-03-17 その後、読んだ本 book 『ザルツブルクの小枝―アメリカ・ヨーロッパ紀行』大岡昇平 中公文庫 昭和28年から29年にかけてのアメリカ、ヨーロッパ紀行。戦後を思いっきり引きずっている感じ。欧米に対するコンプレックスと、著者自身のプライド。 『太平記紀行―鎌倉・吉野・笠置・河内』永井路子 中公文庫 これを読みながら思ったのは、大岡昇平の本には歴史を想うということがなかったな、ということだった。だから私にとってはそれほど面白くなかったのかな。 .