幽栖録

極私的備忘録

 クオ・ワディス シェンキェーヴィチ作 木村彰一訳 岩波文庫

河野与一訳を絶版にして、他社(講談社、世界文学全集)のために訳されたこれを持ってきたのには、何か理由があるのだろうか?15年以上前に河野与一訳を読んだのだが、思いついてこちらを読み始めたら、そのまま上中下巻を読んでしまった。面白かったが、辻邦生のあとがきは余計じゃないか?