幽栖録

極私的備忘録

 ちょっと、つい買ってしまった本など。

11月に買ってまだ読んでない本けっこうあるのに、先週また何冊か買ってしまった。ある種のストレス発散になっているような気もしてちょっと問題である。(何ストレスあるんだ?とか言われそうだが)
新宿紀伊国屋へ、買おうと思って行って買った本は『「落語家」という生き方』広瀬和生(の落語家との対談集)。これは、それぞれの落語観とか面白い。白鳥が勉強熱心なのはさすが。で、ここある白鳥の発言「これからの喬太郎が、あれ以上どれだけ上手くなるかって、」=完成されちゃって、もう伸びしろないんじゃないか、という風に解釈できるんだけど、これ、結構シビアな言葉で私もそう感じる(スタイルが完成されちゃって)ところがあるんだな。今、10年後が楽しみなのは白鳥と花緑です、私としては。
 ついでにプラプラ立ち読みしながらつい買ってしまった本、いくつか。『小泉今日子 書評集』これは久世光彦の出てくる前書きと、その元となった初めての書評(最初の一編)を立ち読みして。泣けます!? 『逃亡日記』吾妻ひでお 『失踪日記』を読んでたんで。私も「失踪」したいなと思って。(そうかぁ「ふたりと5人」はいやいや書いてたのかぁ。) 『落語家の通信簿』三遊亭円丈 買おうと思った本の隣に置いてあったのでつい。広瀬和生のほうを読むと、どうも円丈師匠、実際には当人の噺聴いてないで書いてるのか?これ?
  







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