「ららら科學の子」矢作俊彦 文春文庫
家族の物語。
「安楽病棟」帚木蓬生 新潮文庫
最後に、ちょっとした事件が明らかにされるのだが、それまでは、ある病院の痴呆病棟での介護の日常が坦坦と描かれる。小説としては、やや冗長。痴呆介護の実録として読めばいろいろと勉強になる。
「永遠平和のために/啓蒙とは何か」カント 光文社古典新訳文庫
啓蒙とは何か、最初の3ページは(現代の)日本人のために書かれたかと思われるような内容だな。
「行きずりの街」清水辰夫 新潮文庫
泣けるような純愛小説である。すれてしまった私は、なんだ、ハッピーエンドかょ、とか思ってしまったが。
「空山」帚木蓬生 新潮文庫
一時期喧伝されたごみ問題はその後どうなったのだろう。少しは状況は良くなっているのだろうか。
東浩紀のファンなのでリンクを張っておこう。
http://www.hirokiazuma.com/archives/000307.html
確かにレベル低すぎで、悲しくなる。