幽栖録

極私的備忘録

その後、読んだ本

『新型コロナの大誤解』西村秀一 幻冬舎

物の表面からの感染はない。

皮膚感染はない。接触感染も(粘膜に直接ウィルスを塗りつけるような行為さえなければ)ない。(遺体を納体袋に入れて密封する必要はない。)

ウィルスを吸い込むことによる感染に注意すべき。

エアロゾルによる感染である。

エアロゾルの中でウィルスを含むものはわずか。重い飛沫はすぐ落下する。

軽い飛沫は2m以上飛ぶことがある。しかし浮遊する間に十分希釈される。

対処の基本

「患者の口や鼻から出て、空気の流れによって運ばれる、『生きた』ウィルスをいかに避けるか」

三密(密閉、密集、密接のどれか一つでも)回避とマスク(不織布)

換気が非常に重要。窓開け換気がベスト。

手についたウィルスは簡単に流水で洗えば流せる

うがい、口ゆすぎは積極的に(イソジンうがいは有効)。

マスクの生命線は素材性能と密着性

駅の階段のような狭い空間で多くの人が行き来する場所はエアロゾルがたまりやすいところで、特にマスクが必要。(外を歩くだけならマスクは必要ない)

エスカレーターもリスクが高い。(エレベーターは換気口がある)

車は大勢乗るならマスク必須。

飲食店

「風を読んでウィルスを見る」

ちゃんと換気しているか。基本的には換気あるのみ。

密になった人の輪にエアロゾルが溜まる状態=感染リスク大

アルコール消毒はあまり意味なし。手洗い、机の水拭きは意味あり。

露天風呂、温泉は換気されているので問題なし。(脱衣所は心配あり)

 

冬が要注意なのは粒子が小さく鼻から肺に入りやすいため。

高齢者=自然免疫の低下、誤嚥

スペイン風邪は3年からそれ以上続いた。