『日本の中のインド亜大陸食紀行』 小林 真樹 阿佐ヶ谷書院
私には、ちょっとマニアック過ぎたか?
『日蓮』 佐藤 賢一 新潮社
日蓮(宗)について全く知識がなかったので、それなりに面白いものではあったが、、。
「素晴らしい新世界」を読んだ流れから再読。内容、全く忘れていたな。「10代のころ読んだら感動したかも」みたいな感想を書いていた。究極の健康志向社会=生命至上主義社会という設定が、今の世の延長上に確かにありそうである。肉体的な健康が達成された後は、(万人にとっての)精神的な健康が目指されるということもありうるかも。愚行を行う自由を奪われた社会は、生きるに値するのか?(という問いを立てたとたんに「愚行」とは何かということで、またいろいろとつまらない議論が始まってしまうのだが)