幽栖録

極私的備忘録

 その後、読んだ本

『「暴走する」世界の正体』宮崎 学,佐藤 優 SB新書
まあ、二人のヨタ話に付き合っちゃったって感じ。
春画入門』車浮代 文春新書
良い浮世絵入門になっている。
『カネと暴力の系譜学』萱野稔人 河出文庫
どうも、ちょっと古いな、と感じてしまうのは対象としている資本・労働が古典的?のように見えるからかな。金融資本については一応触れているが、amazonfacebookgoogleといった類の企業については考慮に入っていないようだ。著者の別の本も読んでみるか。
『日本がバカだから戦争に負けた 角川書店と教養の運命』大塚英志 星海社新書
角川書店(経営者)の変遷と教養主義の変遷。「教養」が違うので互いに馬鹿に見える、というのは確かにあるか。明治の知識人が、漢籍を解さない若い奴らを馬鹿だと思ったように。(しかし、安倍、トランプの「教養」と言われてもなぁ)
『知識ゼロからの西洋絵画史入門』山田五郎 幻冬舎
巨泉の本からの流れで読んでみた。私には、先ずはこのくらいからがちょうどよい。