幽栖録

極私的備忘録

 その後、読んだ本

『職業としてのアイドル』姫乃たま 朝日選書
著者24歳。16歳から始め一時中断しながら現在も活動している地下アイドルについての考察。ある種の青春記になっていて興味深い。ラストの数行を紹介しておきたい。
「私も、複雑な現代の中で、好きではなかった自分を何とか信じながら生きていこうと思っています。どうかこの本を読んでくださったあなたが、他人と自分を比べることなく、自分を尊重して溺れないように力を抜きながら、ゆっくりとこの世界を泳いでいけますように。」(「エピローグのようなもの」より)









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