幽栖録

極私的備忘録

 その後、読んだ本(iBooks)

圓朝噺をいくつか。
文七元結
おなじみの噺。これを読んだ後、志ん朝志ん生の録音を聴く。前者は60分以上の長編、後者は最初の方を端折って30分くらいかな。志ん朝は上手かったね、やっぱり。
『霧陰伊香保湯煙』
これは初めて読んだ。はじめの方と、中と全く違う話かと思いきや、それが最後に一緒になるというか、強引にいっしょにしちゃうというか。
『政談月の鏡』
これはなんで「政談」なんだろうか。
しかしなんだね、とりあえず青空文庫とか無料のiBooks探して読んでれば、というのはこの間読んだ『大格差』にあったまさに安く楽しめる娯楽が増えて、金が無くてもそれなりにという、というところの説得力を感じてしまうな。そういった娯楽で満足している若者が、奇妙に保守化してゆくというのも納得する。