幽栖録

極私的備忘録

 トークショー:宮崎学、斎藤貴男

2世、3世議員というのがどういう人種かというと、そこそこ勉強ができていわゆる有名大学を卒業し、アメリカあたりに留学して一つ二つ修士を取って箔をつけて帰国すると議員秘書などをはじめる。もちろん仕える議員は父親である。父親が大臣などになれば、もちろん大臣秘書という肩書き・経歴がついて、さて父親が引退するときにその地盤を引き継いで立候補、めでたく当選というわけだが、そのときには大体40代50代になっている。その昔、40過ぎたら自分の顔に責任を持て、などという言葉があった。それは40くらいになれば、自分の道は自分で切り開いて進んできたという年輪が顔に現れてくるだろうという意味だろうが、2世議員の多くは、要するに40過ぎ50過ぎまで親の七光りだけで生きてきた人種だ。さて、そこから様々な問題が出てくるのだが、いやはや、気をつけてないと大変だね、これから。