2004-04-09 イラク 時事 自衛隊を撤退させるとテロに屈したことになる、と言うが、そもそもその自衛隊派遣の根拠は、非戦闘地域であるから、ではなかったか。サマワでも迫撃弾がうちこまれており、すでに非戦闘地域という、派遣の法的根拠は崩れている。 イラク全域をみれば、各地で数十人規模の死傷者が出る紛争が連続して生じており、占領軍が治安を維持することも不可能な状況である。 それを、あたかも占領軍による統治が機能しているかのように「戦後復興」などと言うからいろいろとおかしなことになってくる。