幽栖録

極私的備忘録

 『肉体の門』(19654)、『殺しの烙印』(1967) 監督:鈴木清順

(その他スタッフ、出演者は下記添付写真参照)
肉体の門野川由美子、良いですね。作品としては、女たちの逞しさを描いていて良いのだが、どこか中途半端? まあ清順の主眼は、緑、赤、黄、紫、和服、をどう面白く絡ませて見せるかというところか?。
『殺しの烙印』 鈴木清順とその一党?(具流八郎一味?)がやりたい放題やって、結局大赤字。会社(日活)も頭に来て清順解雇!となっちゃったのかな。話しはムチャクチャ、というかある種喜劇的なところもたくさんあるのだが、全編独特の緊張感は持続していて、清順さすがである。