『TOKYO REDUX 下山迷宮』デイヴィッド・ピース 文藝春秋
こういう文体に魅力を感じる人がいるのはわかるが、私にとっては冗長。全体としては大変面白い。第二部を読んでいて『ドグラマグラ』(夢野久作)を思い出した。他の二作も読むかどうかは、ちょっと迷うところではあるが。
著者の父親は、私より少し上の世代で、まだ自他ともに大学卒がエリートと認識していた時代(すぐにそうではなくなってしまう、直前)。
『「十五少年漂流記」への旅 ―幻の島を探して』椎名 誠 新潮文庫
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