幽栖録

極私的備忘録

その後、読んだ本

『日本の構造』橘木俊詔 講談社現代新書

どうも最近の(日本、あるいは若い世代の日本人の)変化について過小評価しているように思える。著者の年齢を見たら78歳であった。

『安いニッポン』中藤玲 日経プレミアシリーズ

まったく書かれている通り。で、安くなって何が困るかと言えば、海外高級ブランドに手が届かなくなる、海外旅行も高嶺の花になる?、優秀な人材は海外へ出る、(優秀な)人材が育たなくなる、その結果国際的に働ける人材はどんどん少数になってくる、日本の成長力はなくなる。もう一つ、海外の水産物が買えなくなる?ということなんだが、、、まあ、(一般庶民は)世界の片隅でひっそりと生きてゆけばそれで良いんでないか?とも言いたくなってしまうのだが。(どうやら日本はその方向へ進みそうだが、その中で「私」はどのように生きるのか、と考えている若い世代は確実に存在する)