2019-02-27 その後、読んだ本 book 『新宿の猫』ドリアン助川 ポプラ社 (著者の姿が投影されているだろう?)主人公が、なんとも不器用なやつである。永沢さんの言葉は正しい。主人公は確かに「学ぼうとしないんだ」。そういう風にしか生きられないやつの「もがいていた遠い昔の感情」「これは若さと追憶の書だ。猫とピーマンをこよなく愛した者たちの書だ。みんながもがいていたころの、遠い昔の感情が鮮やかに蘇ってくる」(北上次郎 日経夕刊)。どうもこういうのに弱いんだな、私は。