幽栖録

極私的備忘録

その後、読んだ本

『人情ヨーロッパ』たかのてるこ ダイヤモンド社

東欧、ボスニアヘルツェゴビナあたりの記述は面白い、というか泣かせる(?)。東欧に行ってないな、私は。 著者の自己肯定感の低いことが気になっていたのだが、どうやらその原因の一端みたいなことも明らかにされている。「**の、自分の人生は全部、自分自身で判断して決めていて、自分を誇りに思う生き方に、どれだけ勇気をもらっただろう」という一節を読むと、著者は「人生、自分で判断しないで(他人に決めてもらって?)、自分に誇りを持てなくて」生きているのだろうか? これに類する記述があちこちに出てくるのだが、どうもよくわからない。