幽栖録

極私的備忘録

 METライヴビューイング オペラ 『トゥーランドット』プッチーニ

指揮:パオロ・カリニャーニ 演出:フランコ・ゼフィレッリ
出演:ニーナ・ステンメ、アニータ・ハーティッグ、マルコ・ベルティ、アレクサンダー・ツィムバリュク
上映時間:3時間16分(休憩2回)
言語:イタリア語
流浪の王子の熱い愛が「氷の姫君」の心を溶かす!壮大なスケール感と涙を誘う名旋律が同居するプッチーニの遺作。巨匠ゼフィレッリが演出したMET屈指のスペクタクルな舞台を、映画館の大スクリーンで堪能!王子カラフの大人気アリア〈誰も寝てはならぬ〉に酔い、女奴隷リューの辞世のアリア〈氷のような姫君の心も〉に涙する快楽はオペラならでは。当代一のトゥーランドット歌いN・ステンメら粒ぞろいのキャストも見(聴き)逃せない。
伝説の時代の古代中国、北京。皇帝の姫君トゥーランドットは絶世の美女として知られているが、求婚者に謎をかけ、解けないと殺してしまう残酷な姫君でもあった。国が滅んで流浪していたダッタン国の王子カラフは、辿り着いた北京の町で、生き別れになっていた父ティムールと再会する。喜びもつかの間、トゥーランドットを一目見て恋に落ちたカラフは、ティムールとお付きの女奴隷リューの制止もきかずに謎に挑戦するが・・・。
MET上演日 2016年1月30日 を一か月後にこういう形で観られるというのも大したものだという気がしてしまう。
観覧後、築地の寿司清。ここはコストパフォーマンスが良い、また来よう。