幽栖録

極私的備忘録

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その後、読んだ本

『増補版 悪役レスラーは笑う――「卑劣なジャップ」グレート東郷』森 達也 (岩波現代文庫) かなり手広くビジネスを展開していたはずのグレート東郷。何もわからない、なんてことがあるのだろうか、と思ってしまう(著者ももちろんそう考え、手を尽くしてみる…

5月に読んだ本

読んだ本の数:11(内漫画6冊)読んだページ数:2144ひねもすのたり日記 (第4集) (ビッグコミックススペシャル)読了日:05月30日 著者:ちば てつや現代哲学の論点: 人新世・シンギュラリティ・非人間の倫理 (NHK出版新書 667)読了日:05月21日 著者:仲正 …

その後、読んだ本

『あしあと ちばてつや追想短編集』ちば てつや (小学館 ビッグコミックススペシャル)「ひねもすのたり日記」が良かったので、本屋で見つけて、そのまま買ってしまった。良い本です。

その後、読んだ本

『たて社会の人間関係 単一社会の理論』中根千枝 講談社現代新書 昭和39年(1964年)に発表された論文をもとに加筆・修正して、1967年に出版された本。古い、古いのだが、読んだ本は2021年12月3日発行の第133刷である。現在でもまだ十分需要があるということ…

メモ

実用書は「生活が強制する本」 娯楽書は「生活から連れ出す本」 教養書は「生活を高める本」。 清水幾太郎の言葉(『本はどう読むか』)

4月に読んだ本

横山光輝「三国志」が第1巻~第10巻まで10冊。新書6冊はいずれも面白かった。 読んだ本の数:17読んだページ数:4322人類の起源-古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」 (中公新書, 2683)読了日:04月29日 著者:篠田 謙一裏道を行け ディストピア世…

その後、読んだ本

『ホモ・エコノミクス -「利己的人間」の思想史』面田園江 ちくま新書 なんでも経済効率で説明・解決しようとする風潮に対して、その前提となっているホモ・エコノミクスの経済学が生まれてくる過程について述べている。「経済学」があまりに個人を単純化し…

その後、読んだ本

『琥珀の夏』辻村深月 文藝春秋 それなりに面白かった。どうも、出てくる女の子たちの内面描写というか心情描写というか、自意識過剰なあれこれが、私には理解できないんだな。まあ、こんなことをあれこれ思っているような女の子が小説を書くようになるんだ…

3月に読んだ本

ありゃ、4冊だけだった? 読んだ本の数:4読んだページ数:1211天の光はすべて星 (ハヤカワ文庫 SF フ 1-4)読了日:03月13日 著者:フレドリック・ブラウンシラノ・ド・ベルジュラック (光文社古典新訳文庫)読了日:03月12日 著者:ロスタンすとまんが~がん…

その後、読んだ本

『シラノ・ド・ベルジュラック』ロスタン 光文社古典新訳文庫 映画の方を見て、原作もちょっと読んでおくかと。英雄喜劇、韻文五幕とあるとおり、これは仏語で声出しながらセリフを読むのが良いのかな。 『天の光はすべて星』フレドリック・ブラウン ハヤカ…

2月に読んだ本

読んだ本の数:8読んだページ数:2620 8冊のうちの半分4冊は漫画でした^^;興亡の世界史 シルクロードと唐帝国 (講談社学術文庫)読了日:02月27日 著者:森安 孝夫物理学者、SF映画にハマる (光文社新書)読了日:02月27日 著者:高水 裕一円 劉慈欣短篇集読了…

読書メモ

『円』劉 慈欣 早川書房 郷村教師:泣かせる良い話や。 繊維:ちょっとこジャレた感。

1月に読んだ本

読んだ本の数:7読んだページ数:2446グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす (文春新書 1327)読了日:01月31日 著者:森川 潤死ぬまで介護いらずで人生を楽しむ食べ方読了日:01月30日 著者:新開 省二夜と少女 (集英社文庫)読了日:01月…

新年、最初の一冊

『三体III 死神永生 (下)』劉 慈欣 早川書房 上巻の方は年末に読んだ。なんと言いますか、著者の想像力、創造力というか妄想力というか、圧倒されます。それで一応話をまとめているからねぇ。

2021年に読んだ本

読んだ本の数:130 月平均で10冊以上、と思ったが、漫画(「カムイ伝」他)が30冊ほどあった。三体III 死神永生 上読了日:12月30日 著者:劉 慈欣となりの億り人 サラリーマンでも「資産1億円」 (朝日新書)読了日:12月22日 著者:大江 英樹敗軍の名将 イン…

12月に読んだ本

読んだ本の数:7読んだページ数:2720三体III 死神永生 上読了日:12月30日 著者:劉 慈欣となりの億り人 サラリーマンでも「資産1億円」 (朝日新書)読了日:12月22日 著者:大江 英樹敗軍の名将 インパール・沖縄・特攻 (幻冬舎新書)読了日:12月17日 著者…

11月に読んだ本

読んだ本の数:4読んだページ数:1157TOKYO REDUX 下山迷宮読了日:11月28日 著者:デイヴィッド・ピース毒親と絶縁する (集英社新書)読了日:11月18日 著者:古谷 経衡「十五少年漂流記」への旅 ―幻の島を探して (新潮文庫)読了日:11月11日 著者:椎名 誠…

その後、読んだ本

『自由と成長の経済学 「人新世」と「脱成長コミュニズム」の罠』 柿埜 真吾 PHP新書まぁ、脱成長コミュニズム批判としては、まっとうな内容である。ただ、環境問題、温暖化問題については楽観的過ぎて、どうなのよという感じかな。資本主義の歴史についても…

10月に読んだ本

読んだ本の数:7読んだページ数:1936後世への最大遺物読了日:10月27日 著者:内村 鑑三「年金20万・貯金1000万」でどう生きるか - 60歳からのマネー防衛術 - (ワニブックスPLUS新書)読了日:10月21日 著者:岩崎 博充ビジネス戦略から読む美術史 (新潮新書…

その後、読んだ本

『東大式ゴルフ術』谷垣 圭太 oneテーマ21 パットでスコアがだいぶ縮まるのはその通りなんだが、、、。 『シルクロードの謎』町田 隆吉 光文社文庫―グラフィティ・歴史謎事典 やはりシルクロード(中央アジア)は、一度は行ってみたいものだが。 『人間晩年…

その後、読んだ本

『一度きりの大泉の話』萩尾望都 河出書房新社 青春記。なるほどねぇ、という感じ。竹宮恵子が自分自身にそれなりの全能感を持った利発な女子というキャラであるのに対し、萩尾望都は、ただただ漫画好きな、同時に漫画の作画に天賦の才を持ちながら本人はそ…

その後

『還らざる聖域』樋口明雄 角川事務所 テンポよく読ませて、一気読み。いきなり米韓軍が38度線に集結はないだろうと思いつつも、冒険小説としてうまい。もっとも私は狩野みたいに人が好過ぎる奴ってホントにいるのかな?とかと思っちゃうんだな。 『聖書の世…

8月に読んだ本

7冊だけでした。旅関係もうちょっと読みたいところだな。 読んだ本の数:7読んだページ数:2228古地図で辿る歴史と文化 江戸東京名所事典読了日:08月31日 著者: ポストコロナのSF (ハヤカワ文庫 JA ニ 3-6)読了日:08月31日 著者: 三体II 黒暗森林 下読了…

その後、読んだ本

『ポストコロナのSF』日本SF作家クラブ編 ハヤカワ文庫JA 他の人の感想を読むと、みなそれぞれの好みがあって興味深い。私は、「熱夏にもわたしたちは」「献身者たち」「愛しのダイアナ」の三篇かな。 『江戸東京名所事典 古地図で巡る歴史と文化』笠間書店…

その後、読んだ本

『トキワ荘の時代』梶井純 ちくまライブラリー 「寺田ヒロオの漫画道」というサブタイトルに惹かれて読んだこともあり、寺田ヒロオの赤塚不二夫へのアドバイス、俺ならこれで五本作る。君のは詰め込み過ぎだよ、、、をこの本にも当てはまるなぁと思いながら…

その後、読んだ本

『明日死んでもいいための44のレッスン』下重 暁子 幻冬舎新書 まあ、だいたいレッスン済みかな。 『シュリーマン旅行記 清国・日本』ハインリッヒ・シュリーマン 講談社学術文庫 明治維新直前の幕末。清国の衰退。(外国人による)日本の評価。などなど。

7月に読んだ本

読んだ本の数:11読んだページ数:2682万世一系のまぼろし (朝日新書 (026))読了日:07月27日 著者:中野 正志絵を見る技術 名画の構造を読み解く読了日:07月26日 著者:秋田麻早子聖書時代史 新約篇 (岩波現代文庫)読了日:07月25日 著者:佐藤 研大家さん…

その後、読んだ本

『新型コロナの大誤解』西村秀一 幻冬舎 物の表面からの感染はない。 皮膚感染はない。接触感染も(粘膜に直接ウィルスを塗りつけるような行為さえなければ)ない。(遺体を納体袋に入れて密封する必要はない。) ウィルスを吸い込むことによる感染に注意す…

その後、読んだ本

『左翼も右翼もウソばかり』古谷 経衡 新潮新書『日本を蝕む「極論」の正体』古谷 経衡 新潮新書 まあ正しいよね。ここに書かれていることの多くの部分はおそらく今の10代20代の人たちにも見えているんだろうな。彼らに説得力ある論を出さねば、内輪で極論言…

その後、読んだ本

『日本の中のインド亜大陸食紀行』 小林 真樹 阿佐ヶ谷書院 私には、ちょっとマニアック過ぎたか? 『日蓮』 佐藤 賢一 新潮社 日蓮(宗)について全く知識がなかったので、それなりに面白いものではあったが、、。 『ハーモニー〔新版〕』 伊藤計劃 ハヤカ…