幽栖録

極私的備忘録

8月納涼歌舞伎 第二部 東海道中膝栗毛

十返舎一九の原作を市川猿之助等が大幅に脚色、なんでもあり?の娯楽大作。

第四弾ということで、ここのところ夏恒例らしい。初めてでした。

 

十返舎一九 原作より
杉原邦生 構成
戸部和久 脚本
石川耕士 脚本・演出
市川猿之助 脚本・演出
  東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ)
松本幸四郎 
市川猿之助 宙乗り相勤め申し候

喜多八/黒船風珍   猿之助  
七化けお七      七之助
鎌川霧蔵       中車
貝蔵         巳之助
お富         新悟
兼松         廣太郎
河内屋与三郎     隼人
娘お千代       児太郎
熊木虎右衛門     橋之助
博労安蔵       福之助
猫爪艶之丞      虎之介
森の石松       鷹之資
追分の三五郎     千之助
雲助染松実は伊月梵太郎 染五郎
雲助團市実は五代政之助 團子
飯盛女郎お蔦     鶴松
藪玄磧        弘太郎
船頭寿吉       寿猿
女房おふつ      宗之助
荒海の鰐蔵      錦吾
登喜和屋おかめ    笑三郎
天照大神       笑也
猿田彦/娘義太夫豊竹円昇 猿弥
帆下田の久六     片岡亀蔵
乳母奥の井      門之助
弥次郎兵衛/獅子戸乱武 幸四郎

 

 

 






7月、読んだ本

読んだ本の数:12
読んだページ数:4162

平成はなぜ失敗したのか (「失われた30年」の分析)平成はなぜ失敗したのか (「失われた30年」の分析)
読了日:07月30日 著者:野口 悠紀雄

 

結局、新しい産業が出てこれない、出てきにくい社会になっちゃっているということ。


【2019年ビジネス書大賞 大賞】AI vs. 教科書が読めない子どもたち【2019年ビジネス書大賞 大賞】AI vs. 教科書が読めない子どもたち
読了日:07月29日 著者:新井 紀子
キリスト教と日本人 (ちくま新書)キリスト教と日本人 (ちくま新書)
読了日:07月28日 著者:石川 明人
B面昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)B面昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)
読了日:07月26日 著者:半藤 一利
決定版 大国の興亡―1500年から2000年までの経済の変遷と軍事闘争〈上巻〉決定版 大国の興亡―1500年から2000年までの経済の変遷と軍事闘争〈上巻〉
読了日:07月24日 著者:ポール ケネディ
文明が衰亡するとき (新潮選書)文明が衰亡するとき (新潮選書)
読了日:07月21日 著者:高坂 正尭
なぜ国家は衰亡するのか (PHP新書)なぜ国家は衰亡するのか (PHP新書)
読了日:07月19日 著者:中西 輝政
父権制の崩壊 あるいは指導者はもう来ない (朝日新書)父権制の崩壊 あるいは指導者はもう来ない (朝日新書)
読了日:07月15日 著者:橋本 治
興亡の世界史 人類はどこへ行くのか (講談社学術文庫)興亡の世界史 人類はどこへ行くのか (講談社学術文庫)
読了日:07月15日 著者:福井 憲彦,杉山 正明,大塚 柳太郎,応地 利明,森本 公誠,松田 素二,朝尾 直弘,青柳 正規,陣内 秀信,ロナルド・トビ
ある男ある男
読了日:07月13日 著者:平野 啓一郎
毒よりもなお毒よりもなお
読了日:07月13日 著者:森 晶麿
人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか
読了日:07月13日 著者: 

読書メーター

その後、読んだ本

『文明が衰亡するとき』高坂 正尭 新潮選書

1981年の書、というわけでちょっと古い。ローマ帝国ヴェネチアの衰亡を語り、その後アメリカの(当時の)現状を語る。前者についてはマクロ的といってよいと思うが、後者(アメリカ)については、ちょっとミクロな話になっている。日本がまさにイケイケとなる直前、アメリカの製造業は惨憺たる様相を示し始めた時代に書かれているので、今読むとそれはそれで面白い。今(本日現在)、アメリカの株価は最高値更新中、日本の株価は30年前の三分の二という現状で、むしろ今の日本のほうが、明らかに衰亡に入っていそうだ。

『B面 昭和史』半藤一利 平凡社ライブラリー

トンデモな法律が出来上がって、それを皆が(疑問も持たずに)受け入れてゆく状態。

キリスト教と日本人』石川 明人 ちくま新書

キリスト教の日本への宣教とその受容の歴史。「宗教」とは何だろう、との考察はあるのだが、ちょっと理屈っぽ過ぎるのかな。「宗教」って、結局(ある種の、あるいはそれを必要とする人々にとっての)「救い」だろうと思う。そしてその「救い」との出会いはほとんど偶然なんじゃなかろうか(日本人にとっては)。

『AI vs 教科書が読めない子どもたち』新井紀子 東洋経済新報社

中学生、高校生(そして大学生も)のかなりの割合が、実は教科書を読めるだけの読解力がない。まあ、そうかなという気はする。新聞記者が(二拓の問題で)「正答率57パーセント=100点満点で57点というのは平均点としては悪くないのではないか」と聞いた、というのは笑った。もっとも今の私がRSTを受けたらどのような成績になるかというのはちょっと疑問?だけど^^;(正答率はそこそことしてもこなす問題数がどの程度になるか)。

 

 

 

その後、読んだ本

『なぜ国家は衰亡するのか』中西輝政 PHP新書

半ばまで読んで、やめた。馬鹿馬鹿しいというか、三流の評論家、いやちょっと歴史好きの高校生が書いたのかというレベルの内容。後半、もうちょっとまともになっているのか?

 

 

 

 

その後、読んだ本

『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』玄田有史編 慶応大学出版会

再読であった。読んだような気がしたんだよな。

『毒よりもなお』森昌麿 KADOKAWA

う~ん、微妙だな。著者の心意気は買う。他の作品も読んでみるか。

『ある男』平野啓一郎 文藝春秋

なるほど。文章も物語のつくりもうまい。